J2第42節アルビレックス新潟vs FC町田ゼルビアの話題はこちら
- こうずてぃーびー
- 2022年10月23日
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町田戦プレビュー
いよいよ長かったJ2リーグも最終節。新潟のホームにて行われる町田との一戦。
新潟はJ1昇格とJ2優勝が既に決まっており、町田はプレーオフ圏内に届かないこととJ2残留が決まっている。4連敗中の町田に対して前節東京Vに敗れた新潟の対決なので新潟はここで負けると初の連敗ということになってしまう。町田も5連敗は避けたいところだろう。
ポポヴィッチ監督の後釜として青森山田高校の黒田監督就任、ヘッドコーチに元鳥栖監督の金氏の就任の報道も出ているがポポヴィッチ体制3か年のフィナーレを飾れるかどうか、新潟もホームで勝ってリーグを終えられるかという点が注目だろう。
町田のポイント
基本的にはサイド攻撃主体。クロスをガンガン上げて合わせるかこぼれ球というのが基本的な形だが、岡野や翁長などがエリア内に顔を出してハーフスペースに侵入、ショートパスを繋いでだったり、DFの背後に一本ボールを通して崩すというパターンもあり。セットプレーも得意である。ロングスローもある。
守ってはコンタクトの強度が強く、激しくボールを奪いに来る。
新潟とは2020年10月4日の対戦で負けてから2021年、そして今年の1回目の対戦で勝っており最近は町田的には相性がいい相手である。
町田のストロングポイントが新潟のウィークポイントと被っているのが要因だと思われる。
守ってはポープから定位置を確保したGK福井、要所を抑えているSB奥山、J2でも屈指のボランチ高江、エース平戸、好調太田とタレントは揃っている。
新潟キラーのドゥドゥが出場停止なのは町田にとっては痛いかもしれないが相性の良さが勝るか注目である。
新潟のポイント
伊藤藤原島田が累積3枚でリーチだったが、無事に最終節までイエローカードをもらわずに来れたのは大きい。
近年苦手としている町田が相手だが、今季の集大成を見せる相手としては申し分ないだろう。
相手はクロスを多用するチーム。新潟はクロスが弱点だと徳島ポヤトス監督に明言されてから新潟対策としてクロス攻撃をしてくるチームは増えた。
加えて町田は激しいコンタクトでボールを奪いに来る守備をしてくる。ファールまがいとも取れるシーンも今季の対戦初戦では多く見られたので審判によるゲームコントロールも重要になるだろう。フットボールコンタクトかファールかのジャッジは明確にぶれずにやってもらいたい。
前節トーマスデンがスタメンだったのでこの試合でも出場できれば守備面では町田のクロス攻撃に高さで跳ね返せるだろう。加えて裏狙いのパスも持ち前の速さで対応できるので、町田の攻撃をトーマスデンがどれだけ潰せるかは見どころだろう。
前節東京V戦では攻撃の軸となる伊藤を潰されて攻撃が停滞した。両サイドの小見と三戸がうまくサポートし、スペースを生み出し町田を崩せるかは得点を奪うためには重要になる。
前節はゲデスが途中交代で比較的機能している兆しを感じる出来だった。谷口がファーストチョイスの可能性が高いが、前回対戦時には決定的なシーンもあったゲデスの奮起にも期待したい。
またGK小島はこの試合フル出場を果たせば、今季のアルビで唯一の全試合フル出場選手となる。この1年、安定したプレーでチームを大きく支えた。この試合でも無失点で切り抜けるためのキーマンとなろう。
キャプテン堀米も発言があったが、今のメンバーで戦える最後の試合である。また来季は編成が変わることは明らかで、今季の集大成として苦手町田に打ち勝って有終の美を飾りたい。
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