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J1第2節アルビレックス新潟VSサンフレッチェ広島の話題はこちら

  • 執筆者の写真: こうずてぃーびー
    こうずてぃーびー
  • 2023年2月22日
  • 読了時間: 6分

プレビュー




6年ぶりのJ1ということでどこまでJ2を席巻した新潟スタイルが通用するのか注目だった開幕戦のVSセレッソ大阪ではJ1でも通用する目途を十分つけられる内容だった。

新潟は気候柄、3節でホーム開幕を迎えるため続く広島戦もアウェイとなるがここで勝ち点3を取れるかがホーム開幕戦への流れも含めて大事になってくるだろう。

一方の広島は昨季J1で3位。天皇杯でも決勝進出とスキッペ監督が就任1年目からチームを上位進出へ導いた。大きな選手の入れ替わりも無いのでベースは昨年のチームというのは新潟とも似ているがスタイルを大きく異なる。どちらがより良さを出せるのかも含めて見どころ十分の戦いが予想される。

広島のポイント…

広島の開幕戦、VS札幌をフルタイムで見た個人的な印象を中心に触れていきたい。

要注意選手のトップ3は…

1位、満田選手

2位、松本選手

3位、荒木選手・佐々木選手・塩谷選手(3バック)

こんな印象である。

とにもかくにも満田選手がかなり効いている印象である。攻撃面においてもハイプレスにおいてもセットプレーのキッカーとしても万能に多くの重要な役目を担っている。

特に攻撃面では個人の質で相手を翻弄できる選手なので彼には2人がガリでも止めに行かなければならないように思う。

2位に上げたのが松本選手と言うのは意外かもしれないが(川村選手ももちろん要注意なのだが)、松本選手は空いたスペースに侵入する空間察知能力に長けており、それがジワジワと相手の陣形を抉り、バランスを崩させる役目として機能しているので要注意であると感じた。ワンタッチツータッチのパスでリズムを作ることも、ボールを握ってゲームをコントロールすることも、空いたスペースに入って味方のサポートをすることもすべてが地味だが相手からしたらかなり効いてくるのがサッカーであるし、こういう選手が一番厄介である。

3位には3バックの3名。不動と言っていい3名だが塩谷と佐々木は新潟で言えば舞行龍のように斜めの縦パス、ロングフィードもできれば千葉のように持ち上がって前線に縦パスをつけることもできる。さらにはCKやFKなどのセットプレー時には空中戦で強みを活かせるのも脅威だろう。荒木、佐々木のヘディングは特に注意が必要だろう。

守備でもかっちり締めてくるのでここをこじ開けるのは新潟的には苦労するかもしれない。

一方でベンカリファやソティリウなどのワントップの選手はまだ本調子には無いような印象を受けた。

野津田も新潟は古巣対戦となるが、ボランチで言えば松本の方が怖さを感じる。野津田がミドルシュート打ってくる方が松本にスペースを突かれるよりも新潟は対応しやすいはずだ。

右サイドの中野選手はルーキーだが上背があるので空中戦は警戒すべきだろう。マッチアップするのが堀米選手になるのか新井選手になるのかは不明だが、もし堀米選手が左SBでスタメンだとするとそこの攻防は一工夫、新潟的には必要かもしれない。

開幕戦は出番が無かったが東選手ではなく志知選手が左サイドで出てきた場合は藤原選手の負担は増すだろう。どれほどチームにフィットしているかは不明だが志知選手の攻撃力とタフさはアビスパや水戸や横浜FC時代に証明済みである。

高い位置でボールを奪ってカウンター、新潟をうまく揺さぶり斜めのパスで崩す、サイドの選手のクロス攻撃など新潟にどのような形で崩しに来るかは数多考えられるが、攻守の切り替えの早さは双方のチームにとってもポイントになるだろう。


新潟のポイント…

新潟は持ち前のパスサッカー、ボールを保持して試合を有利に進めるスタイルがJ1でも通用するレベルであることは前節証明した。

一方でまだ開幕で固さがあったりなど、選手のコメントでは約半分ほどしか力を出せていないと評する声もあったので伸びしろは十分である。

広島VS札幌の試合を見る前の広島の印象からは新潟からしたら相性の悪い相手という所感だったが、広島札幌の試合を見た後は逆に今の新潟で十分勝ち点3を狙える試合であるとよりポジティブに考えられるようになった。

その要因としてはいくつかあるが、一つ目にセレッソ戦でボランチとトップ下、つまり高、島田、伊藤がわりとフリーな状態で前向いてボールを扱える場面が多かったこと。広島がどこまで新潟対策を講じるかはわからないが、DFラインでのビルドアップを崩すことに目線が行き過ぎると、第一線のプレスを超えたボランチやトップ下へのプレスが緩むことがある。そうなるとセレッソ戦同様、新潟的には重要な場面で良いボールの持ち方ができるはずでチャンスメイクも上手くいくだろう。

もし広島の第二線も猛プレスをかけてきた場合はセレッソ戦とは状況が変わってくるわけだが、そうなると両サイドやワントップとの連携がカギになる。

初戦は三戸と小見が両サイドでスタメンだったが、新加入の太田修介の出番があればそれはそれで面白い。

また右に松田、左に三戸というのもありえる。

もし小見が再度スタメンの場合はセレッソ戦の反省を活かした動きができるかどうかにかかっている。おそらく去年のやり方を踏襲するならセレッソ戦から何名かはスタメンが変わるはずである。サイドの選手には注目だろう。

二つ目にセレッソ戦よりもサイドの攻防で優位になりそうな組み合わせであること。毎熊クルークス、山中為田の両サイドはJ1でもかなり上位の戦力である。

東、中野、川村、満田というところも強度は高いがセレッソ程ではないだろう。加えてセレッソ戦で新潟はサイドバック全員交代策という強力なオプションを試して成功したのも大きい。例えば中野選手の高さに対抗するなら左SBに新井選手が起用される可能性があるし、満田選手を止めるためにトーマスデンの速さで充てるというのもありえる。藤原堀米新井デンとサイドバックの質と量が確保されているのは非常に攻防で優位に働くだろう。

三つ目にアルビが苦手としているクロス攻撃よりもセットプレーの場面の方が多くなりそうであること。セットプレーの守備に関して新潟は吉田達磨時代から一変して渡邉コーチが入ってからかなり改善されてピンチの場面が減っている。

広島は札幌戦でFK14本、CK12本の合計26本ものセットプレーがありながら、GK菅野のスーパーセーブもあったとはいえ無得点。新潟のセットプレーの守備をここでは信頼したい、そうなるとセレッソ戦ほどのピンチは無いのではないだろうかと予測できるのである。

新潟的には伊藤が止められると痛いかもしれないが、むしろ伊藤にマークが集中すればサイドからの崩しとボランチの攻撃参加という二の矢三の矢が控えている。

広島のハイプレスに対してうまくボール保持できなかったりDFラインでのミスが起きてしまうと想定外のピンチになってしまうが、舞行龍、千葉、小島の最終ラインのビルドアップは非常に安定感がある。また広島も90分間ずっとハイプレスには体力的にも来れないはずである。

佐々木、荒木の空中戦対策に田上や早川がベンチ入りする可能性も十分ある。

またボランチやトップ下へのプレスが緩ければ秋山の投入はセレッソ戦以上に効果的になるかもしれない。

前節先制点を決めた谷口が引き続き思い切りよいプレーで相手DFを圧倒できるかにも注目である。

レビュー

 
 
 

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