J2第31節アルビレックス新潟vs 栃木SCの話題はこちら
- こうずてぃーびー

- 2022年8月14日
- 読了時間: 4分
プレビュー
栃木戦プレビュー
新潟は徳島戦でなんとか喰らいついてのドロー。ここ3戦で2分1敗と強かったホームでも勝てていない。しかしながら昇格のライバルも足踏みをしているおかげで首位横浜FCが勝ち点57、新潟が56、仙台が55と団子状態になっている。引き離していたはずの4位以下も岡山が勝ち点48で猛追。自動昇格圏の2位以上に入るためには1試合勝ち点2ペースとするならば勝ち点84を目標とすべき。現在56なので残り28。12試合残っているので8勝4分、もしくは9勝1分2敗が残り試合でのノルマになる。けが人と移籍によりスタメンくらいの駒が足りない状態が続いているが勝利をもぎ取れるか?注目である。
栃木は勝ち点35で15位。足踏みが続くと残留争いに本格的に加わることになる。
この試合は声出し応援検証対象試合ということで今季新潟の試合では初の声出し応援解禁となる。現在の選手はまだサポのチャントをスタジアムで聞いたことが無い選手もいる。声も後押しで下位相手に取りこぼさない戦いができるか?
栃木のポイント
直近リーグ戦5試合では千葉に1-0勝利、岡山に0-0引き分け、山口に2-1勝利、徳島に1-1引き分け、熊本に0-2敗戦の2勝2分1敗だが直近2試合勝ちが無い。
ちょうど熊本戦の後半だけフルで見たが、熊本の出来がいいという印象しかなく、栃木はかなり苦戦していた印象がある。
チャンスはセットプレーか矢野のポストプレー起点かクロスからがほとんどという感じか。
新潟は前節の徳島戦で徳島が非常に効果的な新潟対策としてCBとマンツーマン、高とマンツーマン、クロス攻撃、5バックという策を講じてかなり追い詰めたが栃木がこれを参考にすることは大いに考えられる。クロス攻撃では矢野と言うターゲットがおり、3バックがベースのチームなので可変式5バックは可能。高萩がいるので彼をトップ下にして高とマンツーマンとなると厄介だし、そうなると2トップも可能とシステム的には適応できそうである。
西谷と磯村が攻守に渡りどれだけ活躍できるか次第というのがまず鍵を握っていそうだが、警戒すべきは矢野だけでなくグティエレスも192cmと長身なので新潟は攻撃面でも空中戦は苦戦しそうである。
一方で熊本戦のようにパス回しについていけないシーンも見られたので新潟がいつも通りのビルドアップで崩すスタイルを体現できれば栃木は熊本戦の二の舞になることも十分考えられる。どの程度策を講じてくるか次第という感じか。
新潟のポイント
ここ3戦未勝利の現状をどう打破するか?やはり前半早い段階で先制点を取られていることは課題として解決する必要がある。
早い時間に先制点を奪い、どういう形であれ集中して守り得点を与えないことを再度集中力高く行う必要がある。
夏場に差し掛かり、毎年シーズン後半に失速しているイメージがあるが、今季は今になってけが人と移籍で主力の駒が単純に足りていない。さらにピンチという状況である。
注目は前節後半途中出場で光るプレーを連発した秋山だろう。
高木が累積で出場停止なので、トップ下に伊藤、左に小見という形が予想されるがトップ下に秋山というのも見て見たさを感じている。前節のプレー内容ならより前目で攻撃のタクトを振ることが相手の脅威となる可能性が高い。
一方で守備陣は満身創痍の状態が続く。両サイドバックの藤原と堀米は前節得点もしたが、見たこと無いようなイージーミスも目立った。DF陣がビルドアップの起点となるなかで危険な位置でのミスは命取りになるだけでなく、判断の質も問われる状況である。コンディションがどれほど回復しているかは注目となろう。
千葉と谷口がそろそろ復帰という予想もある。栃木相手なので矢野には空中戦強い田上を当てたいが舞行龍と千葉の2CBコンビがスタメンの可能性もある。現状ではトーマスデンは早川との4番手争いに入れるかどうかという感じか。空中戦や足の速さは練習試合のハイライトで確認できたが、クリアの方向、ビルドアップの仕方などはまだまだチーム戦術を落とし込めてない印象を個人的には感じた。
谷口が戻ってくればトップ下伊藤で左サイドに谷口と言う選択肢もある。
栃木の守備陣は高さとフィジカルに強みがあるのでSBが偽SBとして中央に侵入し、鈴木がポジショニングを伊藤や前線の選手と連動することで崩すパターンが理想か。ハーフスペースへ侵入しチャンスメイクする機会を増やしたい。
私も当日は現地で生観戦する予定です。いつも通りステッカープレゼント企画も実施予定。こうずてぃーびーのツイッターアカウントを要チェック。
また試合の前後で生配信も予定しています。チャンネル登録してお待ちください。
生配信
レビュー
現地観戦記


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