J2第25節アルビレックス新潟vsジェフユナイテッド千葉の話題はこちら
- こうずてぃーびー

- 2022年7月6日
- 読了時間: 3分
プレビュー
勝ち点34で8位のジェフ千葉を新潟のホームに迎えて行われる1戦。新潟は前半戦、千葉の地で劇的な潟り方を見せ敗戦している。リベンジマッチとなる。
新潟はホーム10連勝。今季ホームでは負けが無い。
一方で前回対戦時には千葉の粘り強い守備、新潟が古巣となる鈴木大輔の気迫あふれるプレーには手を焼いた印象がある。
リベンジマッチは秋田には成功した。千葉相手にも勝利を収め、連勝したい。
千葉のポイントは急成長の若手FWである。ブワニカ啓太と櫻川ソロモンである。体格もあり、フィジカルに強みがある。課題だったゴール前での落ち着きもユンジョンファン監督が我慢して使い続けてきた成果が徐々に出始めている。
前回敗戦時にもセットプレーから失点した。千葉は田口、風間、見木など優秀なキッカーが揃っている。鈴木、新井、ブワニカ、ソロモンとターゲットも豊富だ。
新潟はセットプレーの守備はかなり安定しているが、何度も喰らうと失点の確率は当然上がる。ゴール前付近での不用意なファールは避けなければならない。
ハーフスペースに侵入してくるエース見木、サイドアタッカー末吉と福満あたりはかなり注意したい。流れからのクロスもゴール前に寄せる選手が強力なのでセットプレー同様注意が必要となるだろう。
新潟からしたら藤原、堀米、高の鉄壁の守りをいかに継続できるかだろう。
そんな新潟のポイントはやはり先制点になるだろう。夏場、気温の高い中での連戦。体力の消耗によるプレーの質の低下はある程度考慮する必要がある。
特に新潟のスタイルはボールを保持して攻撃していく形なのでわずかなパスミス、トラップミス、ポジションのズレなどでリズムが崩れてしまう。
早い段階での先制点を獲得することで常に優位に試合を進めたい。
本間と松田の両サイド、そして伊藤、高木、鈴木、谷口などの前線の選手が千葉の隙を突いて得点することが求められる。
やはりワンタッチで連動した動きだと相手を揺さぶるのに効果的である。群馬戦の2点目のような展開で得点が取れるのが理想。
当日は実況生配信ができないので当日中になんとかレビュー、感想動画をアップできればと思っています。ぜひチャンネル登録してお待ちください。
レビュー
千葉戦レビュー
千葉は徹底した新潟対策と自らの強みの両面を発揮して勝利を掴んだ。
まず前半の早い時間にセットプレーの流れから先制。新潟はセットプレーの守備が4-5年前に比べて大きく改善されている近年の形だったが、遂にその守備の穴を突くチームが出てきた。渡邊コーチの今後の腕の見せ所だろう。
しかし新潟はすぐに追いつく。島田の角度のあまりないところからのFKが直接突き刺さる。スーパーゴールだった。
前半は1-1のまま折り返し。
高&島田のゴールデンコンビが危険な芽を摘むことでピンチは多くなかったが、千葉の成長中の若手FW2人ブワニカとソロモンには手を焼いた。
後半に入り、またしても千葉に引き離される。同じくセットプレーの流れからだった。
その後いつも通り交代が後手な松橋監督の策もむなしく試合終了の笛。
試合後のインタビューで松橋監督はクオリティーを上げていかなければという趣旨の発言があり、あくまでボールを保持し、つないで攻めていく新潟スタイルの追求一辺倒しか頭に無いような印象で、相手を上回り勝利をつかみ取るためのリアリスト的な要素がまだまだ足りない印象を受けた。
本当はこだわりたかったシーズン開幕当初の4-1-2-3を一旦諦め4-2-3-1に戻して結果が出てきた判断ができる人である。
古巣横浜FMのように相手に合わせて勝利を追い求める柔軟性とリアリスト的思想の追及を期待したい。


コメント