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J2第19節アルビレックス新潟vsモンテディオ山形の話題はこちら

  • 執筆者の写真: こうずてぃーびー
    こうずてぃーびー
  • 2022年5月29日
  • 読了時間: 5分

プレビュー





生配信




レビュー



山形戦振り返り

結果は3-0で快勝。これで新潟は今季初の3連勝。3試合とも3-0での勝利とし得失点差は+17。仙台と横浜FCも勝ったので順位は変わらず2位のままも、4位の勝ち点が29なので新潟横浜が38ということでその差9。3つ巴感が増してきたとはいえ、連勝連敗でまだまだ順位変動があり得る差でもある。

■本間至恩、本格化

アルベルト監督体制のもとでハイプレスを身に着け、ドリブラー一辺倒というプレーヤーから前から守備ができるし、個で打開もできる選手になったが、今季はそれに加えて決定力が備わってきた。

前線からの守備、個での突破、そして得点力と強みが1つ、また1つと増えてきて成長を感じるし、サッカープレーヤーとして充実度が上がっているように思う。

この試合でも2点目は前節の3点目のようにワンツーでシュートコースを生み出して決めきった。

7試合ぶりのスタメンと言うのは意外に思うかもしれないが、三戸、小見、松田、イッペイなどライバルが多いポジションである。彼も一段ギアを上げないとスタメンが勝ち取れないチーム状況というのは現在の順位が示す通り充実していると言っていい。

■藤原、安定感

ここ数試合、連続でスタメン出場が続いているが新潟の右SBはやはり藤原で不動という感がここ数試合通してやはり感じる部分である。

守備の貢献度が素晴らしいのは言うまでも無いが、偽SB的に中央でのプレーも積極的にでき、右SHとの連携でアウトサイド、インサイドなどポジションの移動センスはずば抜けている。この試合も山形は加藤を中心に藤原の守るサイドを攻めてきたがそこまでチャンスメイクさせなかったのは大きい。

あとは前線に顔を出したときにもうちょっと得点できれば文句なしである。

■星、向上

初めてボランチ起用された町田戦では課題も残ったものの横浜FC戦以降、ポジションへの順応度が上がってきて、水戸戦、山形戦と重ねていく中で山形戦では攻撃面での連携の深度は増したように思える。

ただ、やはり質、判断両面の向上は引き続き期待したい。ずいぶん減ったが細かいところでのトラップミスは攻守両面でそうだが、相手が本気でボランチにプレスに来た時にボールを奪われるとピンチである。キープ力を上げるか、球離れ良い判断を早くするかでさらなる質向上ができればボランチのポジション争いも強化されるのでポジティブである。

ただ、山形戦では攻撃面で前線で多くボールに関与できていたのはとても良かった。高が守備のタスクを多く引き受けた影響もあるが、うまく分業できているという見方もできる。

島田、秋山、吉田とパサー型の選手が多くいるのでプレス、ボール奪取型の選手がもう少しいると良い。藤原ボランチ起用時の守備の安定感はあったので高と藤原で守備、島田と星と秋山と吉田で攻撃寄りというのが現状のところか。

■小島、怪我無し

小島が今季、怪我無く安定感あるプレーで守備を支えているのは大きい。

加えて山形戦ではハイプレスに来られたので小島がビルドアップに積極参加したことで数的優位を常に作りハイプレスを完全に機能させなかった役割はチームを地味ながら支えている。

ロングボールのズレなどもたまにあるが、少なくともJ2のGKにおいてここまでパス回数の多いGKはいないだろう。成功率も高い。

山形戦は相手のチャンス自体がそこまで多くなかったが、スーパーセーブも多い。やはり良いGKかどうかで年間勝ち点10は変わる説を提唱しているがあながち間違っていないように思う。

千葉をはじめとしたディフェンス陣も最後に身体を張っているのも大きい。

■田上、田神

3点目のヘッドもさながら堀米と小島の連係ミスからのピンチをぎりぎり防いだ田上のクリアは一失点ものを防いだ。実質得失点差+2の活躍をした。

ここ数試合は早川に出番があったが、やはりセットプレー時の頼もしさは田上の特徴である。

チームとしてもコンスタントにセットプレーで得点する機会が出てきているのはプラスである。

■鈴木と谷口

鈴木が久しぶりのスタメン。松橋監督のインタビューでは鈴木と高木はコンディションがあまりよくないが実践でコンディションを上げたくて起用したともあったが鈴木の出来は悪くなかった。むしろポジショニングや状況判断能力はずば抜けており巧さを感じる出来であった。

彼ほど怪我が無ければ…と思えるほどだが、至恩や松田、高木や伊藤、星などと連動して攻撃の圧を増やす役割は非常に向いている。

一方で連続スタメン起用が続いていた谷口はベンチスタート。途中出場した際に、ハイプレスの勢い良く動けていたが、いざボールが足元につくとうまくコントロールできない場面や決定機で決めきれない場面が目立った。本来の彼の良さを知っているだけにコンディションが整っていないのかな?と気になる感じであるが、雑草魂のある選手なので近々爆発してくれることを期待したい。

相手GK後藤が多くのセーブをしたことを考えると、キーパーが違えば4点、5点と取れていたはず。ここを課題として手を緩めずに得点を量産することができればより強いチームになるだろう。

■AAHが続く

今後アウェイ先行で試合日程が続きます。

徳島、大分がアウェイ。ホームで秋田。

私は大分戦、大分まで遠征することにしました。当日は現地から試合前と後に生配信しますのでお楽しみに!

徳島戦はいつも通りDAZN同時視聴生配信をする予定です。

 
 
 

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