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J2第11節アルビレックス新潟vsVファーレン長崎の話題はこちら

  • 執筆者の写真: こうずてぃーびー
    こうずてぃーびー
  • 2022年4月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:2022年5月16日

試合前プレビュー


試合後レビュー




◆藤原MVP

アルビに来て初得点を遂にゲット。

偽サイドバックのお手本的な動きができていただけにあとは得点力と何度か動画では触れていたが遂に初得点と言うことで今季はゴール数も期待したい。

それだけでなく、前節躍動した長崎の左SB加藤聖を完璧に封じたと言っていい。これは三戸との守備面の連携も含めて、指示だしなど藤原が寄与した部分は大きいはず。

そして右サイドの守備は藤原だとやはり安定する。大きく崩されるシーン自体が減る印象。

◆高と島田はゴールデンコンビ説

アンカーやダブルボランチなどというシステムにフィーチャーして動画でも取り上げていたが、この試合では可変式に高が左SBに入るシーンがあり、それで堀米が左SHへ、イッペイがインサイドハーフにという可変式4-1-2-3とも、3-2-4-1とも取れるようなポジショニングを取っていたことが印象的でした。

長崎の戦法としてはアルビ対策その2(その1は秋田的なハイプレスとして)の自陣でしっかり守る方式を取ってきていました。ジェフ千葉の5バックに近いかもしれません。

アルビの自陣ではある程度自由にボールを持たせて、長崎陣内に入ってきたらプレスをハメていく形式。

これによって前半は特に決定機の数が両チームとも数えられるほどでした。(前半ロスタイムの新潟の猛攻はあそこで決めたかった感ありましたが)

要は攻め入るスペースを消しまくって危険な位置に行くまでにボールを奪おうというのが長崎の戦法。

前線には身体能力の高いエジガル、高さのある都倉、個人で突破できるクリスティアーノがいるので成り立つ戦術ですね。

しかしそんな長崎の強力攻撃陣は千葉と舞行龍を中心にシャットアウト。

特に守備陣の6人(藤原舞行龍千葉堀米高島田)は去年の主力たちなので安定感が勝りました。

長崎の決定機は高がスーパーカバーリングで防ぎました。

可変式に動けることもそうですが、役割もきちんと認識している高と島田の両名はバランスが抜群に良いのでしょう。去年、能力のある福田がいてもこれほどの相乗効果が無かったのはやはりゴールデンコンビとして説明した方が腑に落ちます。選手の組み合わせがいかに重要か私も再認識しました。

◆セットプレーで得点

先ほど説明した通り長崎は引いて守って、攻撃は個人技中心という戦法だったので試合は締まった展開に。

チャンスも多くは作れないなかでセットプレーで得点できたのは大きかったです。

セットプレーからの得点については直近の試合で改善がみられつつある状況でしたが、コンスタントに結果が出始めています。

今回のような展開になるとより重要度が増すので今後もブラッシュアップしていきたいところ。

FKとCKの流れの直前にイッペイと至恩の交代が準備されていたが、セットプレー終了まで待ったというベンチワークも功を奏した形でした。

田上がいなくてもセットプレーで得点できたのも良い点でした。

◆本間高木のホットライン

去年、快進撃を続けていたころもこの二人のコンビで相手を崩すシーンは多くありましたが、同点直後にこの二人の連携で逆転弾を決められたのは大きい。

至恩が相手陣内深くまで侵入できればとてもチャンスになるということと、容易に止められないことが証明されました。ここはひとつの武器として洗練させたいところ。

◆技術力

その他、観戦記でも生配信での速報版の解説でも触れていますがアルベルト監督が植え付けたポジショナルプレーはある程度の技術力がないと成立しません。

新潟のパス成功率は85%をコンスタントに超え、最近では90%近いこともあります。

これはスタッツ比較で明確にわかりますが、J2では特筆すべきものです。

ピッチ近くの砂被りシートで見て改めて思ったことは選手の止める蹴るの技術が3-4年前までと比べて格段に上がっていること。

J1昇格が目標とはいえ、すぐに降格してしまっては仕方ありません。

アルベルト監督がこのスタイルを追求することでJ1への定着も果たせるというニュアンスの発言をしていた真意を垣間見た気がしました。

◆課題

5連戦初戦を劇的逆転勝ちとしましたが、特に気になるのは高と島田をどこで休ませるか?というところです。

休ませるなら第一候補:琉球戦、第二候補:岩手戦かなと個人的には思っていますが、その場合にシステム通り2枚のボランチを入れ替えて済むかと言うとそうではなさそうという点が気になります。以前動画で解説したように守備のバランスを維持することを第一にするなら3ボランチにしたり守備に強みのある選手をコンバートさせたりなどなんらかの手を打つ必要がありますが、松橋監督がどうしてくるかは見当がつきません。

ともすると高と島田はフル稼働という線が一番可能性が高いかもしれません。

また、琉球戦を第一候補としたのはアウェイで遠征が伴うため。岩手との比較でそちらを優位に取りましたが、必死さは琉球戦の方が岩手と比べたら強度が高いことが考えられるのでこれも難しい判断となりそうです。

岩手戦に関しては詳しくはプレビューで続きを。

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